【世田谷区】ファンは悲涙!「Cath Kidston(キャス キッドソン)」はどこへ!?
日本のファンには悲報です。2020年4月24日「Cath Kidston(キャスキッドソン)」のイギリス本社の経営破綻を受け、日本法人も破産手続きを開始したと発表しました。イギリスのテキスタイルブランドとして、カラフルでポップ、どこかレトロなカントリースタイルの花柄などが愛されて、水にも強い機能性も人気の秘密ですよね。
このニュース直前の4月17日には、日本のためのコレクション「SPORTY DOGS TOKYO(スポーティードッグ トーキョー)」が発売されたばかりでした。外出自粛が終わったら買いに行こうと思っていたファンも多いのではないでしょうか。
経緯としては、2019年3月期に債務超過の状態になり、今回の新型コロナウイルス感染拡大防止のため緊急事態宣言が発令され、日本全国の44店鋪で臨時休業するなど、再建の見通しが立たなくなったということです。英国本社の最高経営責任者メリンダ・パライエ(Melinda Paraie)が「Cath KIdston未来は確保された」と言う通り、キッドソン公式オンラインストアでの販売は継続されます。これだけ有名なブランドで世界観もよく知られていますから、オンラインストアに留まらず、新しいビジネス展開も期待したいですね。
そして何より気になるのは今後どうなるかですよね。コスメ・化粧品分野の商品はイギリスの化粧品メーカーのヒースコート・アンド・アイヴォリーがグローバルライセンスを保有、日本では伊藤忠商事が独占輸入販売契約・商品展開されているため、影響はないとみられます。では大人気のバッグなどはどうなるのでしょう?発表によれば、今後はアメリカのコンサルティングの会社Alvarez&Marsalの管理下でオンラインでの販売のほか、「世界に100店鋪以上あるフランチャイズ店鋪と卸売を継続する」とあります。世田谷区には玉川高島屋店がありますね。今は再建にむけてとりあえずの措置でしょうし、一段落すれば、ファンが多い日本での販売については再考されると思うのですが、どうでしょう。一部の店舗はアンテナショップ的に残ったり、せめてオンラインサイトは日本仕様になって欲しいですね。ファンのみなさんは精一杯声をあげて、聞き届けてくれるのを待ちましょう。