【世田谷区】4月1日に区立の児童相談所が開設されました。
2020年4月1日に「世田谷区児童相談所」が開設されました。児童相談所は、今まで東京都が設置・運営していましたが、2016年の児童福祉法の改正により、特別区は「区立」の児童相談所を設置できるようになり、世田谷区でもこの度、新規開設しました。
新規の割には少しくたびれた建物と思ったら、元々、区立総合福祉センターだった3階建ての複合施設で、保育園などが入った「子育てステーション梅丘」に新設されています。有効利用かつ効率的と思って良いでしょうか、子供や育児に関わる機関がまとめられているようですね。
場所は小田急小田原線の梅ヶ丘駅、豪徳寺駅、世田谷線の山下駅などからアクセスできます。以前ご紹介した保健医療福祉の拠点「うめとぴあ」とは、赤堤通りを挟んですぐ近くです。
豪徳寺方面から梅ヶ丘方面に向かう緑道沿いにも案内看板が出ています。
みなさんも児童虐待事件が報道されるたびに心が痛むことと思います。人材や保護された子供を学校に通わせる体制など、課題はたくさんあるようですが、子供たちの命と権利を守るため、区が細やかな対応ができるようになると期待しましょう。協力できることがあるとすれば、児童虐待に気付いたら連絡することなのです。なかなか勇気のいることですが、もし気付いたその時のため、児童相談所があることを心にお留めおきください。このような機関が必要のない社会になることを願いましょう。