【世田谷区】2021年5月20日、河川氾濫などで発令される避難情報が変更されました。具体的にはどういうこと？

今年の梅雨入りは記録的に早く、東京の梅雨入りがいつになるのか気になる今日この頃です。

世田谷区では、2021年5月20日、台風などの風水害時に発令される避難情報が変更されました。3月に閣議決定された『災害対策基本法の一部改正』に伴い、施行されたものです。主な変更ポイントは3点です。

1）警戒レベル4を「避難指示」に変更

1. 避難勧告と避難指示を一本化し、いつ避難すればいいのか理解されていなかった課題を解消するものです。警戒レベル4になったら、避難しましょう。

2）警戒レベル3を「高齢者等避難等」に変更

1. 避難に時間がかかる高齢者などが逃げ遅れることを避けるためのものです。警戒レベル３になったら、ご家族に高齢者のいる人は避難しましょう。

３）警戒レベル5を「緊急安全確保」とする。

1. 災害が切迫して、指定の避難場所などに移動できない場合、命を守るために緊急避難指示です。

●災害対策基本法の一部改正に伴う避難情報の変更

災害対策基本法等の一部を改正する法律が令和3年5月20日から施行されたことに伴い、避難情報が変更になりました。今後、区から避難情報を発令する際には、新たな避難情報となりますので、ご注意ください。
詳しくは、区のホームページをご確認ください。 #世田谷
https://t.co/isoV2QuxVh

— 世田谷区危機管理部 (@setagaya_kiki) May 20, 2021

一昨年2019年の台風19号による区内の被害については、まだ記憶に新しいのではありませんか？普段は楽しい多摩川河川敷ですが、台風など、いざという時に思い出せるようにぜひ覚えておきましょう。合わせて、防災グッズの見直しや、災害時の避難場所や連絡方法など、ご家族で確認しておくといいですね。備えあれば憂いなしです。