“いじ、いじ、いじいじいじいじ、いじわるばあさん”というフレーズ、みなさん一度くらい聞いたことがあるのではないでしょうか？

東急田園都市線の桜新町にある「長谷川町子記念館」では、『企画展　いじわるばあさん』を2021年4月24日（土）～9月26日（日）まで、会期延長して開催中です。元の予定では7月終了予定だったのですが、緊急事態宣言の影響で延長されたようです。

「いじわるばあさん」は、1966年1月2日から1971年7月18日まで週刊誌『サンデー毎日』に連載された四コマ漫画でした。大人になってみると可愛さにも気づくかもしれませんが、子供にとっては刺激的な存在として、一度見たら忘れられないかなり強烈なキャラクターです。

『いじわるばあさんかるた』『いじわるばあさん』絵はがきの原画や草稿なども展示されています。そのほか、意地悪シリーズとして、いじわるばあさんほど有名ではないのですが、中々のキャラクターが揃っていますので、ぜひご覧ください。

長谷川町子美術館では、収蔵コレクション展「深く息を吸ってー緑の世界」を同時開催中です。本美術館の収蔵品は、長谷川町子さん姉妹が収集したもので、日本画311点、洋画250点、工芸品195点、彫塑32点の総数788点にのぼり、毎回、違うものを観ることができます。同じチケットで両方を観覧する仕組みになっていますので、お得感があります。

昨年2020年に開館した「長谷川町子記念館」では、入り口前に設置された長谷川町子さんにサザエさんといじわるばあさんが話しかける姿の銅像が楽しそうな様子で迎えてくれます。生き生きとしたサザエさんたちの3Dの姿を初めて目にする人も、きっと自然に受け入れて、漫画の世界に入るゲートになっています。

その像を撮影するベストポイントをマスオさんが教えてくれています。

長谷川町子美術館と記念館は、間に道路を挟んで向かい合わせにあります。公道ですので、つい敷地内のような気分で渡ると危ないですからお気をつけください。

コロナ禍が続いて遠出ができないこの間、東京には多くの美術館、様々な史跡、神社仏閣、観光スポットなどがなんてたくさんあることか、さすが首都東京！と改めて気づいた人も多いのではありませんか？その一つ、サザエさんの世界に浸ってみてはいかがでしょうか？

【世田谷区】長谷川町子生誕百年を記念した企画展「漫画原画にみる1964東京五輪」は2021年1月11日まで！

場所はこちら↓桜新町駅からサザエさん通り経由徒歩6分程度

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