【世田谷区】ナチュラルワインの桃源郷?!酒屋とアジアンレストランが両立した3店舗目「no.506」が経堂に9月1日からプレオープンしました!
小田急線の経堂駅近くに、“酒屋とレストランを両立させた”スタイルの「no.506(ナンバー・ゴ・マル・ロク)」が2021年9月1日にプレオープンしました!外苑前の「no.501」と昨年11月にオープンした千歳船橋の「no.502」に続いて3店舗目になります。
店名の数字は何かと言えば、ビオディナミワインを作るバイオダイナミック農法の調合剤の番号で、500〜508まで9種類あります。
ルドルフ・シュタイナー氏が提唱した「土壌が本来持つエネルギーと自然界に存在する力で農作物の生命力を高める」という考え方に基づいた農法です。化学肥料や農薬を使わずに作物を栽培し、太陽の動き、月の満ち欠けや、天体、地球と植物のリズムとの調和も大切にし、調合剤は牛の糞、水晶、ノコギリソウ、カモミール、イラクサ、樫の木の皮、タンポポ、カノコソウ、スギナ等の自然素材から作られています。かなり奥深い世界観を持つ、地球や生物のエネルギーの循環に沿ったサステナブルな農法です。
501番はプレパラシオン/雌鹿の角に水晶の粉、502番はノコギリソウと雄鹿の膀胱、そして、506はタンポポと牛の腸の調合剤です。なぜその番号なのか、なぜ、“no.502”から間を飛ばして「no.506」なのか、不思議に思った人はぜひお店で尋ねてみてください。
また、店舗のキービジュアルにも使われている調合剤の場号は、まだ使われていない数字が残っています。今後も新しい挑戦をされることが期待できますね!
昨年オープンした「no.502」はヨーロッパ調のお店ですが、さて「no.506」はどのようなお店なのでしょう?
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カラフルな“ウォークインワインセラー”がお出迎え!
ガラス張りのエントランスから見える彩どりの蛍光色の棚が“ウォークインワインセラー”です。広くはないスペースですが、国内外から厳選したナチュラルワインが常時600種ほどあり、1000本以上のワインが陳列しています。普段は立ち入れないお店のワインセラーに特別に入れてもらったような気分で、棚をグルグル見回しながらワインを選ぶのは、宝物探しのような楽しさです。
no.506のこだわりは、レストランのアジア料理に合うオレンジワインを多く取り揃えていることです。知らないことは、どんどん聞いて自分が好きな味を広げられるチャンスをゲットしましょう!中々手に入らないめずらしいワインも見つかる同店、ワイン好きな人へのプレゼントにもオススメです。
ワインセラーの奥にはまるで桃源郷のようなレストランが!
ワインセラーの奥はレストランになっています。堺の扉が開く一瞬、ガラス一枚分の期待感、再び、普段は立ち入れないところに入れた感覚を味わいながら、レストランが目の前に現れます。
アジアを感じるアーティスティックなインテリアと心地良い明るさの照明がふんわりと迎えてくれます。
天井まである大きな流木のオブジェが目に飛び込んできます。カウンターと一体化した流木を桃林に見立てて、その向こうは桃源郷を、手前はユートピアという想定なのだそうです。
カウンターは本来ワイン角打ちコーナーとして設けられていますから、桃源郷を覗きながらユートピアを堪能するという具合ですね!
テーブルに座っても、桃源郷を臨める仕掛けです。
席に着いて入り口側を向けば、ワインセラービューです。食事とワインを楽しみながら、次はあのワインにしてみよう、あるいは、あのワインはどんな感じなのか、などと会話が弾みそうです。
「no.506」では、緊急事態宣言中はワインを提供できないため、プレオープンとしています。けれども、しっかりと食事は楽しめます。ワインを中心としたお店ですが、今ならお酒が苦手な人でも、夜の時間帯に遠慮なく入れるのではないでしょうか。お酒が苦手な人がお酒を中心とした飲食店に入るのは大変勇気のいることなのです。ワイン通のご友人と一緒にワインを愛でながら、食事を楽しんでみてはいかがでしょう?
アジアのどの国かは限定しないネオアジア料理、アジアンテイストのハーブやスパイスを使った料理が中心です。皮から手作りした中国料理の水餃子や春餅(チュンピン)、広島のおこめんを使ったベトナムフォー、自家製シャルキュトリーなど、ミックス感を楽しめること請け合いです。看板メニューの前菜の盛り合わせ“Shangri-La(シャングリラ)”は、アフターヌーンティーのような二段トレイが見た目も華やかに、バリエーション豊かな前菜でワインがすすみそうです。
ワイン酒屋さんとアジアンレストランの「no.506」、様々な想いが詰まったお店です。
少し涼しくなり、秋の味覚が待たれます。ご自宅で楽しむワインを徐々に仕入れたい季節になりました。本来ならば一緒に飲みたい、中々会えない大切な人にプレゼントしたり、セレクト感満載な「no.506」のワインを共有することで楽しんでみてはいかがでしょう?
場所はこちら↓経堂駅から渋谷経堂線沿いに徒歩2分程度