【世田谷区】そろそろ本気で食品ロスのこと行動にうつしませんか?とは言っても、美味しく楽しくちょうどよく買って作って食べるだけ!しかもお得な情報お伝えしちゃいます♪
食品ロス削減を支援する、フードシェアリングプラットフォーム「tabeloop (たべるーぷ)」を運営されているバリュードライバーズ株式会社が、2022年6月に世田谷区三宿に実店舗をオープンしました。
食品メーカーは、パッケージが少し汚れたり箱の角が少しへこんだだけでも、その商品をスーパーなどに納品できず、それらは不良在庫となりいずれ廃棄されてしまいます。また賞味期限が短くなった物も売れなくなってしまいます。
野菜や果物、お魚などにも同じことが言えます。形が揃っていないだけ、表面に少し傷がついただけ、ちょっとサイズが小さめなどの理由で規格外とされ、中身は同じ味でも出荷できなくなってしまうのです。
そこで『tabeloop』の出番です。売り手は生産者から食品メーカー、小売業まで、いままでは市場で流通させられず大量に廃棄していた食品や食材を掲載し、飲食店やお弁当屋さん、学校の食堂など消費量の多いところが買い手となりお得に購入できる、このシステムによって食品ロスの削減が始まりました。
また2020年には『産直tabeloop』を発表。こちらはコロナ禍で飲食店が休業や時短営業になったことで、日本各地の生産者の元で余剰になった肉や魚、野菜、果物などを送料無料で購入することが出来きるオンラインショップです。これは消費者が単に嬉しいというだけではなく、農家や漁業などの現場を応援し、これからもずっと安心で美味しい食材を提供してもらうためにも大切な事なのです。
丹精込めて作った野菜を少しでも無駄にせず、そのおいしさを多くの人に知ってもらうため、日々活動されている方にお会いしました。千葉県銚子市の「ヘネリーファーム」の坂尾さん。朝採れのトウモロコシ「アフロコーン」を生でいただいたのですが、あまッ♪甘くて爽やかなお味でした。
そして、今までなら廃棄されていたキャベツがたっぷり入った「アフロきゃべつ餃子」!冷凍になっているものを買って帰ったのですが、お肉とキャベツの割合が絶妙で、濃いタレはつけたくないぐらいキャベツの甘みとうま味が感じられました。
また、毎週水曜日には三重県直送のお魚が届きますので、ぜひお店に立ち寄ってみてくださいね。この日はシオコ(カンパチの子ども)、トビウオ、かますとサバが来ていました。TVなどで観たことがある方もいるかもしれませんが、これは女性だけの漁師チームで捕ったお魚なんです♪♪
定置網にかかった小さい魚は市場でも売れないそうで、そのような魚をペットフードに加工して販売されているのですが、材料は新鮮なお魚でいっさい添加物が入っていないので美味しくないわけがありません。家で犬にあげてみたらお代わりの催促が大変でした。
話がだいぶ脱線しましたが、今回、売りたい人と買いたい人のマッチングがもっともっと広がれば産地ロス、食品ロスを減らすことが出来ると知って嬉しくなりました。『tabeloop』『産直tabeloop』ともに会員登録は無料なので、ぜひ一度どんな商品が並んでいるか見てみてください。
重いものを買うときなどはオンラインが便利ですが、三宿のお店に行くと、商品の製法や生産者さんのこだわりなどを丁寧に教えてもらいながらお買い物ができるので、お近くにお越しの際はぜひ一度のぞいてみてください♪
お店で使える電子マネーの種類も多く、せたがやPayも導入されているのでさらにお得にお買い物が出来ちゃいます。売上金の一部を国内、海外問わず飢餓や貧困に苦しむ人々のために寄付しているとのことでそれも素晴らしい取り組みですね。
オーナーをはじめ、皆さま取材にご協力いただきありがとうございました!!
たべるーぷショップ 三宿店はこちら↓