【世田谷区】まだ間に合います。今週末1月29日(日)まで世田谷美術館にて「祈り・藤原新也」展の作品ご紹介 part2。
昨年11月から始まった「祈り・藤原新也」展も今週末1月29日(日)までとなりました。
【世田谷区】11月26日(土)〜来年1月29日(日)まで 世田谷美術館にて「祈り・藤原新也」展開催。~世界各地で生と死を見つめた写真、言葉、書が心に刺さる展覧会~
前回は内覧会の様子について書きましたが、今回は気になった作品のほんの一部をご紹介します。
インドの聖地にて、路上でおもむろにと揮毫した書。
バリ島のまゆげ犬。
生を想え(メメント・ヴィータ)
あの人がさかさまなのか、
わたしがさかさまなのか。
チベット高原で出会った土着の人々をポラロイドで二枚ずつ撮り、一枚をプレゼントし、一枚を保管。
ここ数年渋谷ハロウィンを取材している藤原氏ですが、ただの取材ではつまらないと自らもコスプレ姿で参加。2020年のコロナ禍では時代を表すかのように完全防護服姿。
モニターに映される動画がシュール。
死ぬな生きろ
ヒトの命には八十年というタイムリミットが仕掛けられている。たった一回の短い人生。死んだがごとく生きるな、という意を込め「死ぬな生きろ」の書を揮毫し、渋谷スクランブル交差点上のデジタルサイネージに映し出す。その直後、東日本を巨大な津波が襲い、死ぬな生きろの願いはその意味に変化を来たす。それから十年後、ウィルスの蔓延は死ぬな生きろの揮毫を、より切実なものとする。2010年3月 渋谷(東京)
~展示作品目録より~
著書の中で代表作の一つである『メメント・モリ(死を想え)』と『日々の一滴手』の2冊を携えて行ってきましたが、250点以上の写真と言葉によって、50年以上にわたる藤原氏の表現活動の軌跡を感じられるこの展覧会はエネルギーに満ち溢れていました。
開催概要
会期:2022年11月26日(土)〜2023年1月29日(日)
会場: 世田谷美術館
時間:10:00〜18:00(最終入館時間 17:30)
休館日:毎週月曜日 ※年末年始(12月29日~1月3日)
観覧料:一般:1,200円、65歳以上:1,000円、大高生:800円、中小生:500円
※展示室内の混雑を避けるため、11月1日より「日時指定券」を販売。(オンライン・クレジット決済またはd払い)
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※オンライン以外や、アーツカード等の各種割引を利用する場合は、美術館窓口で「当日券」を購入。(来場時に予定数の販売が終了している場合があります。)
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