【世田谷区】世田谷美術館にて「マルク・シャガール 版にしるした光の詩(うた) 神奈川県立近代美術館コレクションから」が、7月1日(土)~8月27日(日)の期間開催されます。技法ごとに全く違う表現を楽しんで♪

20世紀を代表するアーティストのひとり、マルク・シャガールは、絵画とともに版画制作にも取り組み、生涯で2,000点以上の作品を手がけました。20230629 世田谷美術館2023年7月1日(土)〜8月27日(日)の期間、世田谷美術館にて、「マルク・シャガール 版にしるした光の詩(うた)神奈川県立近代美術館コレクションから」が開催されます。

20230629 世田谷美術館

神奈川県立近代美術館の望月コレクションより、さまざまな年代・技法による6つの版画集から厳選した作品約140点について、技法ごとの表現の違いや、題材や制作の背景などに注目しながらその魅力に迫ることが出来ます。

20230629 世田谷美術館

宙を舞う恋人たちや花束、動物などを幻想的で色彩豊かに描く「愛の画家」として知られ、20世紀を代表するアーティストのひとりとなったマルク・シャガール(1887-1985)ですが、ユダヤ人として生まれ戦禍や革命を体験、外国の地へと活動の場を移した異邦人画家としての境遇も作品に影響を与えています。

20230607 世田谷美術館

画像提供:世田谷美術館

展示構成

この展覧会では1950-60年代に刊行された、技法もさまざまな6つの版画集をタイトルごとにご紹介します。『ダフニスとクロエ』や『サーカス』などシャガール版画を代表する名作はもちろん、『馬の日記』や『悪童たち』などの知られざる逸品も一堂に展示されます。

みどころ

リトグラフ(石版画)だけでなく、木版画や陰影が際立つモノクロームのエッチング(銅版画)など、技法ごとに全く違う表現を楽しむことができます。

20221109 世田谷美術館の外観また、版画の表現している世界観をより理解するため、絵とともにある詩や物語のあらすじなどもわかりやすく紹介。

開催概要

会期:2023年7月1日(土)〜2023年8月27日(日)
会場:世田谷美術館
時間:10:00〜18:00(最終入場時間 17:30)
休館日:毎週月曜日 ※ただし7月17日(月・祝)は開館、7月18日(火)は休館
観覧料
一般:1,200円、65歳以上:1,000円、大高生:800円、中小生:500円、未就学児無料

◆世田谷美術館 公式サイト

◆世田谷美術館公式サイト展覧会ページ

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学芸員によるレクチャー「版画家としてのシャガール」

担当学芸員の方からシャガールの芸術や本展の見どころについてのお話を聞けます。

日 時:2023年7月23日(日)・8月12日(土) 14:00~15:00
会 場:講堂
定 員:先着90名
参加費:無料 ※当日13:30より講堂前にて整理券を配 布 ※手話通訳付き

100円ワークショップ「版にしるしたわたしの詩」

トレーシングペーパーとオイルパステルを使ってモノタイプの版画を作り額装します。

日 時:7月の毎土曜、8月の毎金・土曜 13:00~15:00
会 場:地下創作室
定 員:一度に20名まで
参加費:1回100円 ※予約不要、随時受付

展覧会図録

図録はB5変形版で96ページとコンパクトながら1作品に1ページをつかって贅沢に掲載、シャガール版画の絶妙な色彩の楽しむことができます。展示作品の約半数68点の作品が掲載されています。20230217 世田谷美術館

雑誌やポスター、ポストカードなど、皆さんがどこかで目にしたことのあるシャガールの作品がきっと展示されているはず☆

世田谷美術館はこちら↓

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