【世田谷区】ぺんてるなど3社が壁画アーティスト育成プログラム参加者の募集をスタート!日本橋で3ヶ所の制作拠点を4名に提供してくれます!
アートの才能があるって素晴らしい!若手アーティストにとって素敵なチャンスのお知らせです。
創業80年目の文具画材メーカー「ぺんてる株式会社」、アートホテルを運営する「BnA株式会社」、世田谷区にあるアーティストとビジネスを繋ぐアートエージェンシー「TokyoDex株式会社」の3社は、ぺんてる創業の地である日本橋から、世界で活躍する壁画アーティストを輩出するアート・プロジェクト「Pentel ミューラル ルーキーズ プロジェクト(Pentel × Mural Rookies Project)」の、アーティスト公募を2025年6月5日(木)よりスタートしました。

プレスリリースより
このプロジェクトは、ミューラルアート(壁画)を通じて世界に羽ばたく若手アーティストの発掘と支援を行う取り組みで、初年度である昨年2024年の実施時には、国内外から221件の応募が集まり、2名のアーティストが日本橋の2ヶ所に壁画作品を描きました。
“Colors of the city”@BnA_WAll/ABEYUKA.

プレスリリースより
※そのうち、“Sounds of the city”については、現在ぺんてるの生産拠点である茨城工場に設置されています。
“Sounds of the city” @THE A.I.R BUILDING/Ono

プレスリリースより
第2回目の実施となる2025年は、さらなるスケールアップを図り、壁画の提供拠点を3ヶ所に、選出アーティストを4名に増やすことで、より多くの若手アーティストを支援していきます。
選出されたアーティストには、約6カ月のプログラムを通じて、ラフ画作成から実際の制作現場までをプロのサポートのもと、日本橋の壁にミューラル作品を制作してもらいます。完成作品は街の景観の一部として公開され、国内外の来訪者の目に触れる機会となります。
ミューラルアートとは、壁面に描かれる芸術作品の総称で、古くは先史時代の洞窟壁画から、ルネサンス期やメキシコ壁画運動まで、時代とともに多様な形で発展してきた表現文化です。現代では、欧米を中心にストリートアートとして街に溶け込み、地域の歴史や社会的課題を可視化する手段として定着しています。

プレスリリースより
たとえば、多民族・多文化が混ざり合うアメリカ・ヒューストンではストリートカルチャーに根差した、個人やコミュニティの自己表現の手段として、また、産業の衰退により再生が求められたスコットランド・グラスゴーでは景観美化と市民の誇りの再構築を担う手段としてそれぞれ壁画が活用され、現在ではその街を象徴する観光資源にもなっています。

プレスリリースより
こうした世界的な流れを背景に、日本でもミューラルは近年トレンドとして広まり、地域や企業による導入が進んでいます。大きな建物が多い日本の都市環境は、ミューラルアートとの親和性が高く、若手アーティストにとっては自身の作品を広く発信できる貴重な機会となります。特に、日本ではアトリエや制作スペースの確保が困難な現状がある中、街の壁そのものがキャンバスとなるような新たな創作の場として注目を集めています。
選出されたアーティストは、ラフ画作成から実際の制作現場まで、経験豊富な壁画アーティスト澁谷忠臣氏によるフルサポートを受けることができます。

プレスリリースより
<澁谷忠臣氏 プロフィール>
1973年生まれ、横浜市出身。多摩美術大学デザイン科立体デザイン専攻プロダクトデザイン専修卒。線的に再構築する独自の世界観を武器に、国境を超えて活動するアーティスト/イラストレーター。GIVENCHYのエンブレム(2008)や、NIKE AIR JORDAN CP3.IVのビジュアル(2011)など、数々のグローバルブランドとのコラボレーションを手がける。また、MIZUNOとの日本代表ユニフォーム開発(2021)をはじめ、近年も多様なプロジェクトに参加。アートシーンでは国内外で展示を行い、ジャンルを横断した表現を展開。
▼澁谷忠臣 Instagram

プレスリリースより
制作予定場所
1. BnA_WALL
住所:東京都中央区日本橋大伝馬町1−1
WALL SIZE : H6m×W6m
テーマ: Colors of the City
選出アーティスト:1名

プレスリリースより
2. THE A.I.R BUILDING
住所:東京都中央区日本橋本町3丁目2−8
WALL SIZE : H4m×W9m
テーマ: Sounds of the City
選出アーティスト:1名

プレスリリースより
3. 日本橋エリアの工事現場の仮囲い
住所:東京都中央区日本橋本町1丁目
WALL SIZE:H3m×W25mを2分割
テーマ: Connections of the City
選出アーティスト:2名

プレスリリースより
Pentel ミューラル ルーキーズ プロジェクト募集概要
プロジェクト名: Pentel ミューラル ルーキーズ プロジェクト」
募集対象者:アーティストとして継続活動している個人・チーム
募集期間:2025年6月5日(木) 13:00~7月6日(日) 23:59
選出結果発表予定日:2025年7月31日(木) ※選出者にのみ連絡がいきます。
>>>>募集要項・申込フォームはコチラから
今後のスケジュール:
・制作:9月中旬〜下旬予定
・お披露目イベント:2025年10月3日(金) 予定
主催:ぺんてる株式会社
企画・運営事務局:BnA株式会社
企画・運営支援・管理支援アーティスト選考現場制作:TokyoDex株式会社
▼「Pentel ミューラル ルーキーズ プロジェクト」公式WEB ページ

プレスリリースより
3社の主な事業内容
▼「Pentel ミューラル ルーキーズ プロジェクト」公式Instagram
主な事業内容:ゲルインキボールペン「エナージェル」、シャープペンシル「オレンズ」、水性ペン「サインペン」、筆ペン「ぺんてる筆」、画材「ぺんてるくれよん」などの文具・描画材を製造、世界120以上の国と地域で販売。
主な事業内容:日本橋のアーティストによって描き替え続けられる巨大壁画スペースを備えたアートホテル「BnA_WALL」をはじめとして、 アートホテルブランド「BnA」4拠点を企画、アートを取り入れたコミュニティを形成しています。アートホテル以外にも、高円寺を中心とした屋外壁画プロジェクト「Mural City Project Koenji」や、虎ノ門の巨大壁画「Tokyo Mural Project」等、各地で壁画の製作も手掛けてきました。
主な事業内容:TokyoDexは、アートを通じて企業の空間やコミュニケーションを豊かにするアートエージェンシーです。オフィスアートや壁画アート、ワークショップ、そしてプロモーションビデオ制作など、アートの多様な可能性を活かした取り組みを行っています。 また、2020年に「Mural Rookies Project」をスタートし、世界で活躍する次世代の壁画アーティストの育成に力を入れています。