【世田谷区】保坂展人区長は『誰でも、どこでも、何度でも・世田谷モデル』PCR検査体制について、テレ朝モーニングショーに出演、説明されました。

2020年7月30日、テレ朝モーニングショーにて、独自のPCR検査体制『誰でも、どこでも、何度でも・世田谷モデル』が紹介されました。世田谷区長の保坂展人氏が、7月28日のBS-TBS 報道1930 と同様にリモート出演しました。

世田谷区の感染者数は、7月29日(水)現在、1日の感染者数としては最多の47人、累計925人となりました。入院者数108人、宿泊療養中44人、自宅療養中64人、合わせて罹患者数は216人です。PCR検査数の最多は、7月27日の303件です。

区では、4月に地元医師会(世田谷医師会玉川医師会)の協力により、検査体制を強化して以降、相談を受けた当日に検査がおおよそできるようになっています。例えば、午前中に発熱外来クリニックに行き、午後にPCR検査センターで検査を受けられます。

この現在の体制が、感染者増加の波が予想より早くきたことで、厳しくなったため、2方向に分けて、検査数を増やしていく検討を始めています。目標としては、児玉龍彦氏(東大名誉教授)の提案を土台にし、PCR検査数を一桁増やし、3000件にすることを目指します。

1つ目は、現在の体制で300件程度の処理能力を拡充し、5〜600件程度に増やします。感染者の濃厚接触者全員に検査を行うように転換しており、120件の検査数が必要になります。すでにフル回転している保健所の負担を増やさないように、地域の医師会に軸足を置いて、オートメーション検査機械を設置・稼働させていくなどで、対応します。

2つ目は、新たに検査数を増やす『社会的検査』、つまり『誰でも、どこでも、何度でも』PCR検査を受けられる体制です。保健所、地元医師会による検査体制の延長にとどまらず、検体採取については、大学病院や大規模病院からドクターを拠出してもらう、検体検査については、プール方式を採用するなど、検査数を2500件にし、合わせて3000件を目指すものです。

保坂区長は、新型コロナウイルス は長期戦になり、経済的活動を継続しながら生活するウィズコロナ社会において、「学校、介護、医療、美容・スポーツジム」などのエッセンシャルワーカーの感染防止を行うこと、それ以外の人も視野に、検査数を増やすことを目指したいと述べています。昨日から具体的に検討・計画を始めていますが、封じ込めに成功した国や地域の事例に学び、PCR検査の数を増やす実例をつくりたいということです。

財源としては、現在一人当たり3〜4万円かかる費用を複数の検体をまとめて検査するプール方式でコストダウンする、企業やNPO法人などの協力を仰ぐ、ふるさと納税も医療に使えるようするなど、で対応したいとのことです。

最近の増加を受けるまで、本来の計画では、医療現場などの院内感染を防止することを主軸に、抗体検査をくまなく行い予防する方向でしたが、方向転換し、PCR検査にウェイトを置き現状に対応されます。今後、23区長会での報告、連携し、世田谷区だけでなく、面として広げていければと話されました。番組内では、知見に基づいた合理的な策であると評価されていました。

世田谷区新型コロナウイルス検査

イラストはイメージです。

『誰でも、どこでも、何度でも・世田谷モデル』については、進捗があり次第お伝えしたいと思います。幸い現時点では、世田谷区内で重症者はいないとのことですが、これからも、私たちは三密を避ける、マスク、ソーシャルディスタンスなどの感染予防を続けていきましょう。

 

【世田谷区】保坂区長はPCR検査体制について「いつでも、どこでも、何度でも・世田谷モデル」を独自検討すると〈BS-TBS報道1930〉にて述べられました。区の感染者数は878人(7月28日現在)

 

世田谷区役所の新庁舎2027年竣工予定

2020/07/30 11:30 2020/07/30 11:30
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