【世田谷区】終戦75年目の夏。当時の様子を知り、これからの平和を考える。「世田谷区立平和資料館」

今日、2020年8月15日、第二次世界大戦の終結から75年を迎えました。8月6日広島原爆の日、8月9日長崎原爆の日のTV中継の様子からも、体験した方々は高齢となり、直接、話を聞ける機会も減っています。

戦争のあった時期、世田谷区ではどのような様子だったのでしょう。「世田谷区立平和資料館(せたがや未来の平和館)」では、歴史はもちろんのこと、当時の生活の“リアル”が展示されています。当資料館は、元々平成7年から20年間「せたがや平和資料室」として区立玉川小学校内に開設されていましたが、平成27年8月15日に、世田谷公園内に移設され、平和資料館として新規開設しました。

世田谷区平和資料館

資料館は、世田谷公園の中程にあり、隣の敷地には、先日行われた医療関係者への感謝を表すブルーインパルス飛行の目印の1つ、自衛隊病院があります。両方とも、当時、軍の施設だった様子やその移り変わりが資料館の展示でわかります。

世田谷公園

『平和の祈り像』は、平和都市宣言を記念し、国際平和年にあたる1986年(昭和61年)、区民からの寄付をもとに設置されたものです。

世田谷区平和資料館

1990年(平成2年)に設置された『平和の灯』は、広島市の「平和の灯」と長崎市の「誓いの火」とともに、平和の願いを込めて点火されました。

世田谷区平和資料館

近隣の学校の生徒が育ててくれた『風船かずら』が資料館の壁を覆っています。 

世田谷区平和資料館

館内でその風船かずらの種が配布されていました。生徒さんたちの手書きのイラストが微笑ましいですね。

世田谷区平和資料館

世田谷公園内には、スケートボードパークもあります。

世田谷公園スケードボードパーク

いろいろなキッチンカーが出ていて、遊んだ後にはランチやかき氷などが楽しめます。

世田谷公園キッチンカー

展示はコンパクトながら、歴史をはじめとして、当時の世田谷区の事情、配給など食事事情、召集された兵士の体験、原爆体験など、多岐に渡っています。区の子供たちが疎開した国民学校での様子や服の展示などもあり、子供の目線でも身近に感じることができるようになっています。ぜひ、お子さんとご一緒にご覧ください。ライブラリではビデオ、DVDも観られます。日本が戦争したことを改めて見て、これからの平和を考えたり、話したりする機会にされてはいかがでしょうか?

場所はこちら↓

MUCCO

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!

コミュマッチ