【世田谷区】創業68年「タカノ洋品店」は「タタタハウス」へ絶賛リノベーション中!ボランティアも集める「おやまちプロジェクト」とは?
都内の住宅街にある商店街の多くは、戦後、主に私鉄沿線の整備とともに発展してきた歴史があります。東急大井町線の尾山台駅も同様で、開発当初からある老舗が少なくなる中、「タカノ洋品店」は「タタタハウス」へ、現在リノベーション中です!
コロナ禍で商店街の店舗が閉業する様子が多くみられる中、老舗洋品店がリニューアルして生まれ変わろうとしている、しかも、プロではなさそうな人たちが楽しそうに作業している様子に、思わず足を止める人も多くみられます。
その訳は、3代目の店主さんが中心となり2019年に立ち上げた尾山台の住民によるおやまちプロジェクトにあるようです。SNSでボランティアを募り、一緒にリノベーション作業をしている様子がSNSでも見ることができます。
おやまちプロジェクトでは、尾山台に関わる人たちが、尾山台で様々なことを企画、実施しています。空き店舗を利用する『おやまちベース』、カレーを作って食べる『おやまちカレー食堂』、尾山台の未来を考える『おやまちシンポジウム』、尾山台住民が話す『おやまラジオ』などなど、肩の力を抜いた感じで色々なコトを通じて、ジモティーなコミュニティが拡がっているようです。
タカノ洋品店の店主さんの高野氏が、『池上放談』という大田区池上の堤方4306店主さんが運営しているYouTube番組に出演されていました。引き継いでいくことの苦労やビジョンはこれから未来を目指す人にとって参考になるかもしれません。ご興味のある方はどうぞ!
尾山台商店街は、自由が丘と二子玉川の間にある商店街で、ハッピーロード尾山台はなかなか魅力的なお店が立ち並んでいます。最近人気のから揚げや中華料理のチェーン店と元々の個人商店のバランスが取れた住宅街の商店街ではないでしょうか。
リノベーション作業のボランティアは、20日(金)まで募集中です。ご興味ある人はぜひ参加したり、見学だけでもいいそうですので、訪れてみてはいかがでしょうか?
場所はこちら↓尾山台駅から徒歩1分程度