【世田谷区】サンフランシスコ行きの父の夢から名付けられた「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス」が9月4日から世田谷美術館で開催しています!
9月に入り急に涼しく秋めいてきた砧公園の一角にある世田谷美術館では、企画展の「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス “かかずにはいられない!人生絵日記”」が2021年9月4日〜11月7日まで開催されています。
塔本シスコ氏の“シスコ”というお名前は本名で、養父が若い頃のサンフランシスコ行きの夢を託して名付けられたとか。一見、外国籍の人との間に生まれたのか、あるいは結婚されたのかと思われるお名前ですね。
塔本シスコ氏が画家としてデビューした経歴もユニークです。軽い脳溢血で倒れた後、リハビリのつもりで彫刻や絵画を独学で学び、50歳をすぎてから本格的に油絵を描くようになった異色の画家です。92歳で亡くなるまで制作を続け、作品総数は1500点を超えています。また制作の対象はキャンバスだけではなく、日常的な身の回りのモノ、ビンや木箱などにも及び、油絵以外に陶器や人形などの作品も多数あります。まさに創作意欲に溢れ、温かく色彩豊かな自由な作風は今でも人を惹きつけてやみません。
今回の展覧会は、約200点の作品が展示されています。
今週末の2021年9月11日からは、コレクション展の「ミュージアム コレクションⅡ それぞれのふたり 大沢昌助と建畠覚造」が11月21日まで開催予定です。
世田谷美術館では、昨年から新型コロナウイルス感染症の様々な予防対策が講じられています。出入り口は、入口と出口に分けられています。案内に従って、消毒、受付をします。傘は持ち込めません。雨傘、日傘とも、バッグに収まるもの以外は、外の傘立てに預けましょう。
真夏でも涼しく感じる砧公園の木々を抜けて訪れる世田谷美術館は、エントランスに着いた時点で心が穏やかになるようなロケーションです。
すぐ近くに環八通りがあるとは思えないほど静寂で涼やかな環境です。世田谷清掃工場前交差点には、可愛らしい案内板が設置されています。今年4月にオープンした『SoCoLA(ソコラ)用賀』も歩いてほんの数分です。お買い物やお散歩のついでに砧公園に立ち寄る人が多くみられます。
【世田谷区】飼い主さん必見!「ペットの専門店コジマソコラ用賀店」が9月4日オープンしました!オープン記念セール開催中!
「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス」は、人生何歳からでも始めようと思った時がチャンスなのだと勇気をもらえる展覧会です。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
↓場所はこちら