【世田谷区】太古の昔も今も変わらず、人はみなその姿をとどめたいと強く思い動物の絵を描く。2月18日(土)から世田谷美術館にて「わたしたちは生きている!セタビの森の動物たち」始まりました。
2023年2月18日(土)から、世田谷美術館コレクション選「わたしたちは生きている!セタビの森の動物たち」が始まりました。
が、その前にこの入り口の廊下を見てください。プロローグとして、世田谷区立塚戸小学校の5年生全員が思い思いに描いた150の動物たちが出迎えてくれます。
そしてデジタルな時代なのは、作品一つ一つにQRコードがあり、それぞれの絵についての子ども達の思いを読むことが出来ます。
動物たちも、込められた思いや想像力も楽しくて可愛くてなかなか前に進めません。
こちらも読み取っててくださいね♪
頭上の鳥やムササビも見逃せません。
こちらのコーナーは入場券無しで無料で何度でも入ることが出来ます。
小学生たちの描いた動物たちに癒されたところで先に進みます。
展示室入り口のブロンズのカラスを観ていると窓外にカラスが歩いてきて、どことなくシュールな一幕も。
柳原義達 / 道標・鴉 / ブロンズ
左・帖佐美行 / 葉陰独想 / 銅、鍍銀、彫金 /ミミズク
中央・稗田一穂 / みみづく / 紙本着色
内田コレクションの短冊絵300撰(花鳥Ⅰ・Ⅱ)
内田家五代に伝わる江戸時代からの短冊で、あちこちバラバラになっていたものを内田清之助(1884-1975)がまとめた貴重なコレクションで、その数は元々400点ほどあったそう。こちらでは35点が展示されています。
左・稗田一穂 / かんむりづる / 紙本着色
左・インドの部族芸術 / 絵画 / ボード、顔彩
戸谷成雄 / 森Ⅳ/ 木
左・難波田龍起 / 生の記録2/ カンヴァス、油彩
右・稲垣知雄 / 猫の化粧(C) / 紙、木版
北大路魯山人やオルネオーレ・メテッリの猫、グランマ・モーゼスの絵などで様々な動物を観ることが出来ました。
1階展示室を出ると「みんなでつくるセタビの森」という参加コーナーがあります。
画用紙に色鉛筆で絵を描き、ハサミで切り抜いて壁に貼るだけ。もし絵を描くのが久しぶりの方でも楽しいので参加してみては☆
このタヌキさんがリアルで上手過ぎてスゴかった!
また、会期中の毎土曜日13:00~15:00には、自分で描いた絵をそのままカンバッジに出来る「100円ワークショップ」もあるのでお子さんの絵をバッジにしても素敵ですね。
美術館でいただいた冊子の中に2万年前の人類最初の絵画が載っていました。太古の昔から、人にはその姿をとどめたい(描きたい)と強く思う気持ちがあり、それは今も変わらないのだと思うと絵の持つ力を感じずにはいられません。
外に出たら、セタビの森のカラスに出会えました♪
展覧会 概要
わたしたちは生きている!セタビの森の動物たち
会期:2023年2月18日(土)~4月9日(日)
第1章 とりたちのうた
第2章 人とともに
第3章 思いをのせて
第4章 いのちの森
第5章 ねこの園
上記の5つのテーマに沿って展示されています。
>>>>ホームページの中(ページ下の方)に、この企画と連動したPDFやYouTubeのリンクあります。
オリジナルカンバッジを作ろう
日時:会期中の毎土曜日 13:00~15:00
場所:1階 展示室参加コーナー(無料スペース)
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