現在、「世田谷区立玉川野毛公園の拡張事業」が2024年末の完成を目指して進められています。専門家の意見を聞いたり、住民とのワークショップを行うなどを経て、基本計画の骨子がまとめられています。かつてあった庁舎などの建物が壊され更地になった現地の見学会が、昨年2020年10月に続き、2021年2月10日（水）、14日（日）に行われました。近隣の人、関心のある人などが訪れていました。出入り口は東西２ヶ所、等々力渓谷側と現在の玉川野毛公園側に設けられていました。広〜い外の見学会ですが、新型コロナ対策として入り口で消毒、検温してから入ります。中にはピクニックシートの貸出しなども、準備されていました。

●公園づくりニュース第6号

等々力渓谷の道標にも案内が出ていました。

元々あったいくつかの大木は残す計画です。何しろ広大な土地で全体的な風景を写真に収めるのは到底無理というもの、それぞれ広さを感じてください。

手前の望遠鏡の先、直線方向の空に富士山が見えるポイントになっています。残念ながら、この日は気温が高いためか曇ってしまい、見えませんでした。

残された大木が、空高く、空の広さを感じるほどに伸びています。

この風景だけを見たら、どこの田舎だろうと思うかもしれませんね。

花が咲く木もあります。完成した公園で、お花見をしたり、キャッチボールする様子が目に浮かぶようではありませんか。

近隣には、等々力渓谷や上野毛自然公園などがあり、色々な野鳥も集まってくるようになるでしょう。

野毛大塚古墳の出土品は、国の重要文化財となっています。

今年度、基本計画がまとめられ、来年以降、着工される予定のようです。まだまだ意見を言える機会はありますので、ご関心のある人は、今後行われるアンケートやワークショップなど、注目していきましょう。

【世田谷区】2024年（令和6年）区立玉川野毛公園は拡張されて、さらにひろ〜い公園が誕生する予定です。

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