【世田谷区】レトロで可愛いおもちゃが大集合!「アメリカン・トイズ since 1920s 暮らしと時代を映す玩具展」絶賛開催中!
テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」が長寿番組である背景には、アンティークや芸術品など、様々なジャンルのコレクターがいるからですが、“アンティークのトイ/おもちゃ”のコレクションは身近で子どもから大人まで人気を博しています。
三軒茶屋にある生活工房では、展覧会「アメリカン・トイズ since 1920s 暮らしと時代を映す玩具展」が2021年9月7日〜12月19日まで開催しています。
展示されているのは、1920年代から80年代のアメリカの玩具、フィッシャー・プライス トイズ(現フィッシャープライス®️)の製品を中心に約150点です。
監修の春日明夫氏(芸術学博士、東京造形大学名誉教授)は、日本におけるキッズデザイン研究の先駆者です。長年、造形教育に取り組む過程で収集した資料が約6000点を超え、コレクションとされた中から選抜されたものです。
古くはなっているものの、約100年も前のおもちゃがよく残っていたものだと感心します。どのような経緯で今ここに展示されるに至ったのか、想像を巡らして、そのヒストリーを自分なりにつくり、ご友人と披露し合うのも面白いのではないでしょうか。
展示品の玩具のモチーフとしては、ラジオやテレビ、掃除機など、当時の最新家電が多く用いられています。当時の人たちがどんなものに囲まれて暮らしていたのか、目に浮かぶのが見どころの一つです。
昭和初期の日米の玩具は、今の私たちにもわかるキャラクターが登場しています。
戦争中には教材も含め兵隊さんがモチーフのものが多くあります。
戦争や戦後の様子を色濃く反映して、戦闘機や進駐軍のトラックなどもあります。どんな時代も、世の中の出来事が玩具に影響を与えることがよくわかります。
ようやく歩き始めた幼児が引っ張って遊べる“プルトイ(PULL TOY)”は、この時代から原理は同じですね。犬と散歩するスタイルのおもちゃを引いて、よちよち歩く子どもの様子は、目に浮かぶ平和そのものではありませんか。
講演会とワークショップも開催します!
展覧会期間中に、監修者の春日氏による講演会とワークショップが開催されます。
- レクチャー「アメリカ玩具とキッズデザインの100年」:
10月3日(日) 14:00~15:30
アメリカの玩具デザインの変遷、その社会的背景などが中心です。
申込みフォーム - ワークショップ 「たのしくダンスするハンペルマン人形をつくろう」:
11月7日(日) ①13:00~14:30、②15:30~17:00
5歳以上〜小学3年生とその保護者。2人1組、各回20組抽選
フィッシャー・プライス トイズのプルトイにちなみ、ひもを引くと手足が動くハンぺルマン人形をつくります。
申込みフォーム11月7日(日) 13:00~14:30
申込みフォーム 11月7日(日) 15:30~17:00
生活工房は、世田谷区が設置した文化施設です。
生活工房は、世田谷区の施設で、日常の暮らしに身近なデザイン、文化、環境などをテーマに、展示やワークショップ、セミナーなど、地域に密着したイベントを開催しています。
コミュニティキッチンや、ワークショップ、ミーティングなどに利用できる部屋の貸し出しもしています。SNSで様子が見られますので、興味のある方はぜひご覧ください。
現在、4階はワクチン接種会場として利用されています。
向かい側は同じく世田谷区の施設の世田谷パブリックシアターで、様々な公演が開催されています。
「アメリカン・トイズ since 1920s 暮らしと時代を映す玩具展」は入場無料でどなたでも観られます。三軒茶屋にお越しの際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
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