寅年の2022年の初詣はどちらに行かれましたか？世田谷区には多くの神社仏閣があり、きっと皆さんのご自宅近くにもあるのではないでしょうか。今年は行ったことがないところに詣でようと思われている方、東急大井町線の玉川エリアの3つの神社仏閣をご紹介します。

「満願寺・等々力不動尊」：最寄り駅等々力駅

「満願寺・等々力不動尊」は、なんと1200年の歴史を持つお寺です。等々力渓谷から上がれるようになっていて、1年を通じて、散策される多くの人が訪れています。

ご本尊は金剛界大日如来で、平安時代の終わり頃に開かれ、室町時代に吉良氏の居城だった「ととろ（兎々呂）城」の一角の現在地に移築されました。当時は、学問所としての機能があったそうです。

平安時代に遡る歴史ロマンや、トトロと聞いてしまうと宮崎駿さんの世界に想いを馳せてみたくなるお寺です。

展望デッキが設けられています。晴れた日には、富士山が望め、古代から続く壮大な展望をご覧になれます。この辺りのことを世田谷区の玉川地区と言いますが、多摩川と富士山が見えるエリアなのだと実感します。

等々力駅近くの「YETI ROASTERY. COFFEE」はお正月にも営業している模様です。

【世田谷区】等々力に自家焙煎珈琲カフェが誕生!!「YETI ROASTERY. COFFEE」が8月15日グランドオープンしました！

九品山 唯在念佛院 「淨眞寺」：最寄り駅九品仏駅

九品仏の名称の元になっているお寺です。正式名称は「 九品山 唯在念佛院 淨眞寺（浄真寺） 」で、九躰（九品）の阿弥陀佛を安置されていることから、「九品仏」として知られるようになったそうです。

2021年の大晦日は、2020年同様、閉門されていました。

九品仏駅を降りてすぐ近く、自由が丘エリアからも徒歩圏内です。普段から参道を横切る生活道路を多くの人が通り、門近くの交番の裏には、キッチンカーがランチ販売する、生活に密着したお寺です。

近くにはお正月も営業している人気ベーカリー「Comme’N（コム・ン）」が道を挟んだ角にあります。

【世田谷区】パンの世界大会「モンディアル・デュ・パン」で日本人初の総合優勝した大澤秀一氏のベーカリー「Comme’N」が8月19日九品仏にオープンしました！

「奥澤神社」：最寄り駅自由が丘駅

「奥澤神社」は、等々力不動尊と同じく、吉良氏所以で室町時代に創建された神社です。奥沢駅から近く、自由が丘駅からも歩いて7〜8分ほどにあり、住宅街の中にひっそりと佇んでいます。駅から近い住宅街の中にあり、夏休みには小学生のラジオ体操が行われ、道ゆく人が涼んだり、日常的に親しまれている神社です。

コロナ禍において、どちらの神社仏閣でも、手水舎は使用禁止のようです。本来は、手や口をすすぐお清め、もどかしさがつのります。

欧米では、変異株の感染が猛威を奮っています。日本においても年末年始が正念場ですね。

心穏やかに大切な人と迎えるお正月、感染対策はしっかりとして、新春の幸せを噛み締めながら初詣に出向いてみませんか？

等々力不動尊はこちら↓

浄信寺の場所はこちら↓

奥澤神社の場所はこちら↓

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