【世田谷区】お腹がゴロゴロしない「A2ミルク」知ってますか?このたび東京農業大学稲花小学校にて、安心安全なA2ミルクが食育の一環として給食に登場☆
世田谷区にある東京農業大学稲花(とうか)小学校では、2024年3月4日(月)より学校給食で「日本A2協会牛乳」の提供を開始します。
農大稲花小の給食として採用された日本A2協会牛乳とは
「日本A2協会牛乳」とは、日本A2ミルク協会が制定した認証制度における品質管理基準を満たした、安心安全な協会オリジナルのA2ミルクで、3月上旬の商品化が予定されています。
食育に力を入れる農大稲花小
農大稲花小は食育に力を入れている学校として知られています。そのねらいとして食事の重要性や大切さ、喜び、楽しさを学び、心身の健康や成長、健康の保持増進の上で望ましい栄養や食事のとり方を理解し、自ら管理していく能力を習得すること。
さらに食品を選択する能力、正しい知識・情報に基づいて、食品の品質及び安全性等について自ら判断できる能力を習得することが示されています。これらを踏まえ給食の時間は食育として位置付けられています。
農大稲花小の夏秋啓子校長は次のようにおっしゃっています。「毎日の給食を通して、子どもたちは、食材のこと、栄養のこと、農業や漁業のこと、行事や伝統文化のこと、海外の国の食文化のことなどを学んでいます。
また、3年生になると「SDGs」についても学びます。その重要な課題の1つとして、日本における持続可能な酪農経営への貢献が期待されるA2ミルクを、今後定期的に給食に取り入れることにより、食生活に欠かせない準栄養食品である牛乳の栄養価を改めて見直し、酪農業界を活性化する仕組みについての知識を深めることで、より身近な問題として捉え、自ら考え行動する力を育むことにつながっていくことを期待しています。」
日本A2ミルク協会は、2020年の設立以来、日本酪農乳業界のさらなる発展のもと、より健康を求める消費者への価値提供と選択肢を増やし、日本社会、酪農乳業界に貢献していくことを使命としています。生産者(酪農家)、乳業メーカー等の関係者、消費者、研究機関、大学等の関係者を含めた総合的な専門家による情報交換を通じて、専門的な知見をもとに、セミナー・講演やウェブサイト、メディア等によるA2ミルクの正しい情報の普及活動に取り組んでいます。
A2ミルクがおなかに優しい牛乳と呼ばれる理由は、乳糖不耐症状が緩和されることからとも言えます。小さなお子さんがいらっしゃる家庭や、健康志向への関心が高い消費者に向けて、新しい健康習慣のために注目されているのがこのA2ミルクです。
牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする要因とされているのが、タンパク質「ベータカゼイン」。このタンパク質を持つ牛の遺伝子は、A1型とA2型の2つのタイプがあり、A1型の遺伝子が消化不良を起こすとされています。A2ミルクは、この乳中の「ベータカゼイン」がA2型のみであることが特徴です。
農大稲花小は約130年の歴史を持つ東京農業大学を母体とし2019年に開校されました。東京都世田谷区に位置し東京農業大学および東京農大第一高等学校・同中等部に隣接しています。名前に用いられた「稲花」は、東京農業大学の「大学の花」で、子どもたちがまるで1本の穂に200 粒近い「コメ」を実らせる稲のように、様々な力と可能性を育んでいくことができたらという想いが込められています。
「冒険心の育成」を教育理念に掲げ、生き物や食、環境といった身近なテーマを専門的に追究する研究設備を多数備える東京農業大学に隣接する立地を活かした多様な体験型学習を実践し、食育にも力を入れています。
食や健康に興味のある方へ
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