下北沢駅の南西口から、ほんの徒歩2分、鎌倉通り沿いの案内ボードに誘われて横道に入ると、一軒家を改装したキッチン付きのレンタルスペース「くらうま」はあります。

グリーンに囲まれた心地良さそうなエントランスに、カフェなのか、それともフラワーショップなのかと考えるうちに惹き寄せられてしまいます。

「くらうま」という名前は『暮らしが生まれる×美味しい』という意味で、消費とは異なる暮らしを生み出すことを目指している、シモキタの新しい実験場のようなお店です。

どのようなお店なのでしょうか、みてみましょう！

シモキタの“まちの縁側”のような存在

コロナ禍において、おウチでごく親しい友達と集まることすら儘ならない時期が続いています。キッチン付きのレンタルスペースは、仲間と集う場所として、町の台所として、心強い存在です。

またプロの料理家の方々や生産者と地域の人たちを繋ぐ場として、販売者と消費者というだけではない人の温もりを感じられるイベントが行われています。
東京・シモキタの“まちの縁側”を目指している「くらうま」です。

奥のスペースがキッチン付きのレンタルルームになっています。明るい空間と使いやすいキッチンで会話が弾んでいる様子が伺えます。

癒しの空間グリーンギャラリーとティースタンド

「くらうま」は、グリーンギャラリーとティースタンドでもあります。セレクトされた数々の観葉植物やハーブの鉢植えと空間に合う雑貨などが販売されています。

天井から吊るされたグリーンのディスプレイは、おしゃれなだけでなく、自宅の照明や空間でのイメージが湧いてくる素敵なプレゼンテーションです。実際の空間で、どれくらいの大きさで見えるのか、長さや重さは大丈夫かなど、重要なポイントですよね！

お茶は、しもきた茶苑大山の厳選された釜炒り茶、番茶、紅茶が定番です。また、ローズヒップやハイビスカスなど、その時期に合わせたフルーツやハーブのドリンクも用意されていますので、季節ごとに通い甲斐があるというものです。

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東京ならではの散歩コース

2020年4月にオープンした下北線路街の『ボーナストラック』までは、「くらうま」から、鎌倉通りを歩いて3分ほど、地方から集まる発酵食品や本屋さんにカフェなどに出会えます。また、今年2021年6月にオープンした「reload」までは10分ほどで、個性的な個店街が楽しめる、散策にピッタリのコースです。

きっと、シモキタらしい、けれど、新しい下北沢を創ろうとしているそんな心意気を持つ人たちがいることを感じられるのではないでしょうか。

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「くらうま」では、毎月の営業日、人気商品のベーグルやマフィンの入荷や究極のおいなりさん販売などをSNSで知らせてくれます。ご興味ある人はぜひチェックしてみてください。

下北沢の駅チカなのに、中心地の喧騒を離れて落ち着いた時間を過ごすことができる「くらうま」で、癒されてみませんか？

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