【世田谷区】旧国立医薬品食品衛生研究所の解体工事の現場写真を撮ってきました。この広大な土地に果たして何が出来るのか!?
上用賀一丁目、馬事公苑や陸上自衛隊 用賀駐屯地のすぐ近くにあった「国立医薬品食品衛生研究所」をご存知でしょうか?
多分、近所にお住いじゃない方にはあまり知られていないと思いますが、広大な土地に研究施設の入った建物があり、かなり老朽化している印象でした。
その「国立医薬品食品衛生研究所」が2018(平成30)年1月に川崎市に移転し、2022年12月10日現在、元の場所では解体工事が行われています。
この解体工事は、国有地として関東財務局に移管する必要があるため、原形復旧することを目的としています。
原形復旧の内容は、樹木の伐採、建築物の解体、外構等の撤去、汚染土壌の除去対策及び跡地の造成等となっています。
研究所が稼働していた時は、年に2回ほど近隣住民に向けて様々なテーマに沿った講義や、見学会が行われていました。
謎の研究施設の中を一度覗いてみたくて、2017年に「先発医薬品とジェネリック医薬品の違い」についての講義を聞きに行ったことがあります。
解体工事終了後のこの土地に何ができるか未定のため、2019年に世田谷区の街づくり課主催で、跡地について住民の意見交換会が行われました。(例えば防災機能を持った公園にしてほしい など。)
また、2022年7月には解体工事の進捗状況や、安全面などについて近隣住民に対しての説明会がありました。駅からは少し離れていますが、静かでとてもいい場所なので、是非素敵に有効活用してほしいですね。
※工事の概要はこちら
旧国立医薬品食品衛生研究所のあった場所はこちら↓